色でトクする話>赤、緑、白のトリコロールカラーがおなじみのクリスマスカラーの秘密を明かす!
クリスマスカラーの秘密!
皆さんが良くご存知の、あのクリスマスカラー。
赤と緑と白の3つのトリコロールカラー。
街角にこの色が現れると、クリスマスの季節到来を感じる訳ですが。
さて、クリスマスというと、どうしてこの3色なのでしょうか?
その秘密を今から明かします!
赤は。
キリストの血の色、愛と寛大さの象徴です。
クリスマス・レッド、その由来はキリストが生まれた時に
次々と実を結んだ赤い林檎の実や、ヒイラギの実、
サンタクロースや妖精ニッセの帽子の赤にちなんでいるとも言われています。
また、サンタクロースのモデルである「聖ニコラウス」はキリスト教の司教ですが、
古来から司教服が赤色であったこともその理由と言われています。
この司教服が赤い訳は、自らの命や体を投げ打ってでも、
信者達の幸せのために尽くすという司教の覚悟、
すなわち司教自身が流す血の色を表わしているということなのです。
緑は。
永遠の命の象徴です。
真っ先に、ツリーとして使われる「もみの木」が一番有名ですね。
もみの木は多くの他の木が枯れてしまうクリスマスの時期にも
きれいな緑の葉をつけていることで、「希望の木」とされ、
古来から北欧の人々に特別の思いを与えてきました。
また、小さな葉が十字の形に生えるところから、
キリストの十字架に結びつけられたりもすることから
クリスマスとは特に関わりの深いグリーンなのです。
一年中緑を茂らせている常緑樹は、力強い生命力を持っていて
永遠の命や春の訪れを象徴していると、いう理由ですね。
白は。
純潔、潔白の象徴です。
純白で潔白で、聖なる意味を表すと同時に、
クリスマスカラーの白は、雪の色です。
それは春を待つ北の大地の白でもあります。
日常の見慣れた様々な色使いの、その理由をちゃんと理解すると、
リッチな気分になれ、一層楽しいですね。
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