色でトクする話>照明器具の光源の色選びで、リビングを快適にできるワンポイントレッスン!
あなたも照明器具の光源の色選びで、リビングを快適に!
電球の色と快適度のワンポイントレッスンです。
日本ではこれまで、住宅照明の光源のほとんどは、
白熱電球か蛍光ランプです。
特に日本の住宅事情では、効率良く高い照度を得ることが望まれ、
結果として蛍光ランプが多く使われているのが現状です。
しかし、本来は部屋の目的や望まれる雰囲気に合わせて
光源の種類を選ぶことが大切で、
それによってリビングもとても快適な空間になるのです。
蛍光ランプは、白熱電球と比べると少ない電力で
効率よく照明できますから、
長い時間に渡って点灯する必要がある場所や、
照度を高くとりたい場所に向いています。
最近では、明るく、物の見え方に優れ、光色も選べる
「3波長域発光形蛍光ランプ」が普及してきました。
昼光色蛍光ランプの青白い光は、緊張感をもたらすので
勉強部屋や仕事部屋などに向いていると言えます。
一方、白熱電球は暖かみのある光色なので、
一家団欒や、ゆったりとしたい安らぎの場に向いています。
リビングや和室、寝室などには、
暖かみのある電球色蛍光ランプや白熱電球がピッタリ!
明るさを抑えると落ち着いて心が和むような印象になります。
また食べ物を美味しそうに見せる効果があるので、
ダイニングにも向いています。
自然な陰影がロマンチックな雰囲気も作り出してくれるので、
演出的な効果を狙う時には、ぜひどうぞ!
最近は、省エネ性能に優れた「LED電灯」が普及しつつありますが、
LED電灯にも白熱電球タイプのものがありますから、
その部屋の目的に応じて、電球色を選んで、快適リビング!
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