色でトクする話>お肉屋さんで失敗しない買い方のコツとポイントをあなたに伝授!
お肉屋さんで失敗しない買い方のコツは、色にあった!
お肉と色の関係、知っておくと良いですよ。
人間が食欲を感じる色、食べ物をおいしそうに感じさせる色は
赤をはじめとする暖色系です。
スーパーなどのお肉売り場の照明を見てみると判りますね。
照明の色調が赤味がかっています。
赤みの冴えたお肉は、おいしそうに見えます。
青をはじめとする寒色系は食欲を減退させる色です。
もし、お肉が青い色だったら、
どれほどまずそうに見えることでしょうか。
たとえば、人間も含めて動物は狩りをして獲物を捕らえます。
獲物を捕らえたすぐの獲物の肉は、ピンク。
そのあと、赤になり、次第に濃厚な赤になり、その後は次第に寒色系に。
つまり腐っていく色に変わっていくということです。
ですから人間は本能的に青い食べ物を好まない、と言えますね。
ところが、照明の色だけでなくもうひとつ!
お肉屋さんには肉を赤く見せる「ウラワザ」があります。
それは、「アスコルビン酸ナトリウム」という薬品です。
この薬品(粉)は、お肉に振りかけるだけで、
肉が新鮮な赤いお肉に見えてしまうという魔法の薬品なのです。
このアスコルビン酸ナトリウムは、ビタミンCそのものですから、
酸化防止剤としてもよく使われている薬品で、
人体に無害であり、味への影響もありません。
ただし、この薬品で処理した場合な、その旨を表示することが
義務づけられていますし、そのお肉を「精肉」として販売することは
禁止されています。
買う時は、ここもチェックですよ!
いずれにしろ、売り場では良くお肉の品質や表示を
確かめて購入しましょう。
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