色でトクする話>色の効果と錯覚を活かして、ファッションの達人になれる簡単な方法!
色が持つ特徴を活かして、
あなたもファッションコーディネートの達人に!
簡単なコツを伝授しましょう。
人間の眼は、視覚情報を脳に伝え、
脳はそれを判断する仕組みなのですが、
結構いい加減(?)な部分を持っています。
専門的にいいますと、
色には「膨張現象」「格子柄効果現象」「補色残像現象」
などがあり、これは人間の眼が感じる錯覚のようなものです。
眼はいろいろな「錯覚」を感じているのです。
例えば、明るい色は大きく感じます。
これは、膨張現象です。
囲碁の碁石を例にしますと、碁石は白石が大きく見えるため、
白は黒より少し小さい目に作るのです。
実際、碁石サイズの基準は、
白石が直径21.9mm、黒石は直径22.2mmだそうです。
一般的に、明度差が大きいほど効果は大きいのですが、
明度だけでなく、色相も関係するはずです。
明るい色なら、大きく見えますし、暗い色は小さく見えます。
これをファッションにも応用しない手はありません。
また、色に関係なく、縦縞と横縞を比較してみると、
そうです。縦縞の方が細く長く見えますし、
横縞の方は、横長に見えてしまいますね。
これを簡単にファッションに例えるなら、
上半身は横縞の服、パンツは縦縞にすれば、
スラリと足長に見えてしまう、ということですね。
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