色でトクする話>色という字は、ひざまずいた女性の後ろから男性がおおいかぶさった様を型どった字って、すご過ぎ!
「色」と言っても、幅広い意味合いがあります。
色という字について、
ちょっとおもしろい雑学をご紹介しましょう。
漢字は殷の時代の甲骨文字、ほぼ同時代の青銅器に刻まれた金文などに
その原型のルーツがあるそうです。
そして後漢(AD100頃)に「説文解字」という本で
9300字にわたる文字の起源を説明した本が書かれ、
この本がそれ以降の漢字研究の基礎となったそうです。
その中で「色」の字について解説されています。
実に驚くのが、この漢字の成り立ちです。
「ひざまずいた女性の後ろから男性がおおいかぶさった様を型どった字で
〈後背位〉というラーゲでの性交を描いた文字である」とあるのです。
旺文社の漢和辞典でも、色の字になる以前の文字が描かれていますが、
同様の説明がされています。
実に驚きです。
他にも「色」という字はいろいろな使われ方をされますね。
男女間の情欲、容姿の美しさ、顔色、顔つき、表情などなど。
「色眼鏡」という言葉も、独特の意味を持っています。
先入観や偏見を持って人や物事判断することを指すのですが、
つまり、色がついた眼鏡では、物事を本来のままに捉えられないことから
「物事を色眼鏡で見ると、本質を見落としてしまう」
と教えているのですね。
正しく物事を捕らえる習慣を身につければ、
人望も厚くなり、運気も向上すること間違いありません。
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