色でトクする話>誕生色事典「色の秘密」366日 (文春文庫PLUS)
ユニークで素敵な本があります。
〈誕生色事典「色の秘密」366日〉という本を
ご紹介しましょう。
ぜひ読んでみてください。
この本は、1年366日毎の「その日の色」である「誕生色」をきっかけに
「自分色」を見つけ出して、
今まで気づかなかった自分自身を知るための、人間学の輝きと
深さに満ちた事典です。
著者の野村順一氏は、日本の商品色彩学の草分け的存在で、
氏の長年の研究による膨大なデータを基に、
四季の変化に根ざした色のエネルギーとそのはたらきを応用し、
実践に試みた画期的な書です。
著者は、東京生まれ。中央大学卒業、元東洋大学教授。商学博士。
建築、インテリア、アパレル、食品、照明などの各業界で、
カラーコーディネート、デザインなどを指導されました。
残念ながら2004年に亡くなられています。
この本を読まれた方の感想をご紹介しましょう。
〈Aさん〉
年366日の誕生日毎に、誕生色、具体的な性格、
相性のよい色等が盛り込まれています。
自分や周囲の人の誕生色や性格や相性を知るのに役にたちます。
日本の伝統色もかなりの割合で使われており、
見るだけでも楽しいです。
〈Bさん〉
366日を、色と色の名前が書いてあり、色の勉強になります。
色辞典は、ほかにも持っていますが、これは小さく、
見やすく、その日に生まれた人の色、特徴、
向いてる職業などもあり、おもしろいです。
黄水仙、灰汁色など、日本的な色や、フロスティグレイ、
ペールサックスブルーなど、きれいな名前の色もあり、
眺めているだけでも、心が落ち着きますよ。お勧めです。
〈Cさん〉
文庫本サイズのハンディーな色事典です。
事典といえば肩肘張って読むような堅苦しいものを想像しがちですが
この本は眺めているだけでも楽しい事典です。
色には不思議な力があるものです。
この本で、どなたでもきっと色に興味が持てると思います。
あなたも如何ですか?
毎日に変化が訪れますよ。
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