色でトクする話>食欲をそそる「色のツボ」を抑えて、賢い商品選びができるハウツーがコレ!
あなたはコンビニやスーパー行って、さあどの商品を買おうか、
という時に、何で選んでいるでしょうか?
メーカー名、パッケージのデザインや写真、色使いを見て、
「これは美味しそうだな」と感じて商品を手に取ることでしょう。
売れる商品は、人の気持ちを動かす「テクニック」が
とてもうまく仕込まれているのです。
この「色のツボ」を抑えていれば、商品選びも一層楽しくなりますよ!
色は、その中でもとても重要な役割を果たしています。
食品のパッケージには、食欲を増進する色としては、
赤や橙、黄色などの暖色系が使われることが圧倒的に、多いです。
ハンバーガーショップやラーメン店の看板でもよく判ります。
赤系の色彩は、人の食欲をそそる効果があるということなのです。
かつては、食品のパッケージで、ブルー系の色を使うのはタブーでした。
自然界からもたらされる食料には青が少ないことからでしょうか、
食欲を減退させる、というのがその理由だったようですが、
最近は少々事情も変わってきています。
赤が多い売り場の中で、かえって目立つから敢えて使う、とか
シリーズのバリエーションで、ブルー系も必要、とか
塩味やシーフード味、冬限定商品などにイメージを膨らませて
ブルー系を使っています。
毎年、たくさんの商品が店頭に並びますが、
売れ行きが悪ければ、すぐに消えていきます。
パッケージの色だけの責任では無いのでしょうが、
食品において「色」がいかに重要なポイントであるかが
よく解ります。
まさに食品売り場は、色の魔術のステージさながらです。
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