花粉症の話>最新の花粉症治療法がコレだ、未来は明るいか?
最新の花粉症治療法が、「舌下減感作療法」です。
花粉症の唯一の根治療法として注目されているのが、
この舌下減感作療法です。
ではまず、「減感作療法」とは、一体どんな治療法かというと、
定められたプログラムに沿って、そのアレルギーに対する抗原薬を、
注意深く何万倍にも希釈したものをつくり、
週に1回のペースで、皮下注射をします。
1年ほどかけて、だんだん濃い濃度に上げていきます。
いきなり入ったら、過剰なアレルギー反応を起こすけれど、
徐々に入ってくれば、少しずつ慣れてしまう
という原理の治療法です。
その減感作療法を、皮下注射によるのではなく、
口から抗原を吸収させ、その抗原に徐々に慣れさせて、
過剰な免疫反応を抑えるという治療法が
注目の舌下減感作療法なのです。
しかしこの治療法は、時間がかかるようです。
秋から治療を始めて、注意深く観察しながら
徐々に抗原薬の濃度を上げて、治療を進めて行きます。
そして春先になって効果が現れることになります。
これは専門医で行いますので、
気になる方は病院で、耳鼻科やアレルギー科の専門医を。
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